高度な検査による近視進行予測や疾患リスク評価
近年、近視になる学童の割合が飛躍的に多くなり(小学生で76.5%、中学生で94.5%)、近視発症年齢も若年化してきています。
将来、強度近視になるであろう人口の割合も現在の5.7%から、近い将来10%を超えると予測されています。
強度近視では、眼軸長が極端に伸びた状態になり、不可逆的な網膜へのダメージや、緑内障・網膜剥離・黄斑変性等の疾患になる可能性が、健常者に比べ高くなります。
当院の近視ドックでは、視力検査に加え、眼軸長測定、角膜計上解析、眼底3次元画像解析をした上で、検査結果レポート(近視予測結果)をお渡しいたします。
またオプションになりますが、近視遺伝子チェックで遺伝子上の近視のリスク度を調べることも可能です。
屈折検査では、遠視・近視・乱視といった屈折の種類や程度を専用の機器(オートレフラクトメーター)を使用して測定します。
遠見視力検査は、離れた視力検査表を片目ずつ見てどの大きさまで見えるかを測定します。
メガネを使用している場合は、裸眼と矯正視力の両方を測定します。
教室で遠くの黒板の文字を見るのに必要なのは遠見視力です。
眼の表面にある角膜が、どのような形状をしているのかを詳しく調べる検査です。
専門用語でトポグラフィーと言い、主に角膜乱視の詳細を把握するために検査します。
眼圧検査では、緑内障などの病気がないかを調べます。
眼圧検査には、眼の表面に直接測定器具を当てる「接触式」と、眼の表面に空気を吹き付けて測定する「非接触式」の2つの方法があります。
当院では、「非接触式」を採用しています。
従来の眼底検査では、網膜の表面だけの検査でしたがOCT検査では、眼底の内面を検査できるため網膜の状態をより正確に検査ができます。
近視の要因の1つとして、遺伝要因があります。
近視遺伝子検査キットを使うことで近視に関わる遺伝子の解析結果から、 “近視の遺伝リスク”の程度が分かります。
子供の近視ドック |
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¥13,200-(税込) |
近視遺伝子チェックキット (オプション) |
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¥16,500-(税込) |